プラド専門店 いたわるだけではダメ!元気なエンジンを作るプラド専門店流メソッド

こんにちは!プラド専門店です。

毎日寒くて大変ですね~。こちら宮城でも今年は雪が少ないのでまだまだ楽なほうなのですが。。。

朝起きて着替えるまでの時間は年を重ねるほど億劫になってきている気がします。(車でいうとアイドリング時間ですかね)

まあ、この寒さや雪も降らなければあのうららかな春が来ないのですから頑張るしかありませんよね♪

 

っということで本日はエンジンの回転数についてです。

以前にもこのブログでアイドリング時間のことを書きました。水温系がちょっとだけ上がったくらいで大丈夫ですと。

それはそれでいいのですが、回転数に関してプラド専門店なりの見解をちょっとだけお話しておきます。

78プラドのオーナー様が気にされていることで、「ヘッド割れ」という故障がありますが、アルミヘッドの1KZでは修理代がショッキングな額となってしまう、できれば避けたい症状の一つです。

いろんなところの噂では!?「1KZはヘッドが割れやすい!」という解釈がはびこっておりますが、弊社ではそうは思いません。自社のデータではありますが、去年とおととしの二年間で入庫した車両にこのヘッド割れが確認できたものはたった6台です。約300台の入庫からですからかなりの低確率です。

原因はいろいろ考えられますが、おおかた冷却系の異常からオーバーヒートを起こし、ヘッドに亀裂が入ると予想されますので、車検時の冷却系の点検とリークテストはできるだけ実施したほうが良いかと思います。

そして長時間、高回転で酷使したりするとダメージを受けやすくなるということも考えられますので冷間時からのレッドゾーン突入や、クロカンでのオーバーレブには絶対に注意です。

 

そのために、エンジンをあまり回さない、低回転しか使用しないということもあるようです。っが、しかし、エンジンはしっかり回してください。

藤原拓海のおやじ、文太の「11000まできっちり回せ」とは言いませんが、78プラドの場合はレッドが4400ですから3000を超えるくらいは気兼ねなく回してください。絶対に故障しないとは保証はできませんが、そんな常用域で壊れていたら世の中の1KZは皆壊れていますから。

むしろ回さないと、内部にカーボン、スラッジがたまりやすくなったり、タービンにオイルが残りやすくなる傾向になります。よって気づいたころには、加速が鈍っていたり黒煙が多くなっていたりします。

まったく別ですが、スポーツカーの高性能エンジンなんかは、低回転ばかり長期間常用しているとエンジン内部の燃焼効率が悪化し、体感できるほど鈍くさいエンジンに本当になってしまうこともあるのです。

 

古い車だから、距離が多いから、燃費が気になるから、という理由でいたわる気持ちも十分理解できますが、ある程度は回してやりましょう。

人間も同じで昔はあんなことやこんなことができたのに、今では駅の階段ですら苦痛に感じたり。。。それと同じで運動不足は機械にも人間の体にも良くないことだと思います。

 

 

っということで今年は健康維持のため、運動と食生活に注意し、78のエンジンはしっかり回す機会を作って、楽しいプラドライフを送っていきましょう♪

 

以上よろしくお願いします。