先日TOYOTAから新型スープラの販売が発表されました。
日本では今春登場予定だということです。

スープラといえばTOYOTAの中でのスポーツカーのフラッグシップ的な存在で、モータースポーツマニアには馴染みの多い車種ですので個人的にはすごい期待しています♪
FR(後輪駆動)、ターボ、8速スポーツAT(これだけは残念!)のスペックは今後日本のスポーツカーの歴史にどのような足跡を残していくのか大変興味深いです。

さて、本日は車に対しての期待ももちろん、車好きの環境をちょっとだけ書いてみます。

若者の車離れという言葉を耳にしてから、結構な時間がたちました。
昔は(今から約30年前、またはそれ以上前)、高校の部活動が夏過ぎには引退になり、それと同時期にほとんどの人が教習所に通ったものです。教室には中古車雑誌が散乱し、ジャンプやマガジンといったマンガ雑誌よりも熱心に見ていたころが懐かしいです。あの時代は、「走り屋」的なブームに勢いがあったので、スカイラインだ、シルビアだ、プレリュードだの、スポーティーな車たちが人気がありました。
当時は、免許を取るのが当たり前だっため、いち早く免許を取るために先輩の車に乗せてもらっていろいろ教わったり、こっそり自宅前で父親の軽トラックで反クラッチの練習をしたりと、車に対しての興味は大変なものがありました。

私自身も手っ取り早く車に触れたくて、部活引退の翌週からガソリンスタンドでバイトをしていたくらいです。

そして港や工業団地の直線ではゼロヨンやら、峠道ではドリフトやら、今では考えられないような楽しい!?催しが行われていたのでチューニングした愛車で通いつめ、走っては仲間と雑談してと夜な夜な遊んでいた時代でした。もちろん天下の〇道で遊んでいるのですから規律正しい方の見回りもあったりするのですが、追い払われてはまた集まりだすみたいな暗黙の了解もスリルがありました。

言ってしまえば何も得るものはないのですが、ただただ楽しい時間だった記憶があります。

では今ではどうでしょう。

若者は今やディーラーで軽自動車を新車で買うことが多い時代です。
買った車もカスタムやチューニングといった「いじる」こともほぼないと思われます。
そして相棒となるものは片手に収まる携帯電話となってしまいました。
スマホやPCがあれば、それだけで世の中のほとんどの情報が手に入りますし、いつでもどこでもゲームに没頭できてしまいます。ある意味いろいろな遊びの選択肢も広がったことにうらやましい気さえ感じてしまいますが。

そんな状況ですから、車は二の次、三の次以下の存在になってしまっているかもしれません。
でもそんな状況になってしまったのは、若者の心をつかむ車や環境が少なくなってしまったこともあると思います。今では公道で車遊びをするなんてことは論外ですし、魅力ある車が少なくなってしまったことも大きな要因ではないでしょうか。あの車はカッコいいから乗ってみたい、速いから運転してみたいと思える車がなくなったのも事実です。

弊社に訪れていただくお客様からよく聞く言葉で、「プラド以外に乗りたいと思わせる魅力ある車がないんです。」
すこし悲観的な言葉にも聞こえるかもしれませんが、逆に考えれば素敵なことですし、今のこの時代にそう思っていただく車があるというだけで心に響く言葉です。

なので今回のトヨタから発売されるスープラには期待もしますし、大変うれしいことです。
前回86が販売されたときも感じたのですが、若者が少しだけ車に興味を感じているのではと思いました。若者が運転している86には昔の車好きと同じ「趣味を持っている」「車が好きなんだな」と思わせる尊敬のようなものを感じました。

弊社からしてみればまったく畑違いな車種ですが、このスープラの再販によって何らかの車好きの若者の増加、チューニング熱の再燃があればうれしいことですね。