本日はプラドに限らず、ランドクルーザーの中古車に多いあるあるな症状です!!
過去ブログでも数度掲載をしてきましたが各パワーウィンドーガラスの動きが悪いという事は
ありませんか???
モーターがダメになった・・・・修理費用高いだろうな・・・・
と思う前に一つ疑ってください。
ガラスの周りについているゴムの劣化。
こいつが経年劣化で固くなって、ガラスの動きを妨げているケースが大半です。
よって、このゴムを交換しちゃいましょう。
今回ゴム交換だけではなく、その他グリスアップなども目的としておりますので一通り・・・。
例として右後ろドアで検証です。
まずドアパネルの内張りを外さなければいけません。
ドアノブのビスx1、メクラとその奥に潜むビスx2、パワーウィンドスイッチなどを外します。
たかぎの悪知恵・・・メクラを外す際はこういった工具でめくってやらないと外した傷がくっきり出ますよ~。
そして内張りは本体にクリップ止めされていますので、魂込めてバコッと一か所ずつ外します。
次にゴム(以下ランチャン=ランチャンネル)を引っこ抜きます。
右は外したランチャン、左新品。固くなってますので柔軟性無くまっすぐですね。
これではガラスがスムーズに上下するはずもありません。カッチカチ♪
たかぎの悪知恵・・・新品といえどせっかくなのでシリコンスプレーを軽く塗って軽くふきとっておきます。
そうすることによりゴムの耐久性も上がるか!?どうかはわかりませんが、上がるであろうということと
まずは装着しやすくなります♪
参考までに品番。(リア用です)
パワーウィンドの上下と合わせてランチャンを下にスライドさせながら装着させていきます。
結構コツいりますよ~。
はい!完了。スムーズに入ってくれれば1分でOK!
スライドさせる際、ちょっとひっかかるところがあるのでそこだけクリアできれば楽勝ですね。
せっかくですのでその他作動部にグリスアップ。
集中ドアロックのノブが動き悪いとこありませんか~?室内からドアを開ける際、ドアノブがきついとこありませんか~?
あとは外した各パーツを戻すだけなのですが、一つだけ厄介なことが・・・。
ここのゴムです。この部分の内張りが「コの字」こなっており、このゴムの下に入れてあげなくてはいけません。。。作業したことある方は、絶対にイライラしたはずです。。。
そこで・・・
パーツクリーナーをウェスに噴き付けます。
そのまま指を突っ込み、ゴムの下(裏側)を脱脂、よごれ落としします。
ちょっと強力な布テープ(紙じゃないガムテープ)をゴムより長めに切り裏側にきっちり粘着させます。
こんな感じ。外れないように接着させました。
んで、ドアパネルを戻します。
ドアノブとドアロックノブを先にいれ、パワーウィンドスイッチのカプラーも。
はい!きました!
ガムテープを上方向に引っ張り、端のほうからコの字の部分を「ツルっ♪」っとスライドさせていきます。
傷もつかずに無事完了!
各部の動作もスムーズになり、リフレッシュですね~。
おそらく、これからの寒くなるにつれてこの症状が出てくるという事もおおいでしょう・・・
当社で販売する車両では性能維持対策としてランチャンネル交換をしておりますので上記
原因の動作不良はないでしょうが、まだ未施工の方は気を付けてください!!
ガラスがスムーズに動かない=レギュレーターが外れる=ガラスが外れる&フィルムに傷がつく
。まさにへこむ要因ですね。
この作業であればドア一枚、約20分もあれば完了します。
そして自分でできれば車屋さんに支払う工賃が浮きますので、世のパパさんは晩酌の量も減らずに
済みますね~♪♪