ハーレーをこよなく愛する 
 店長 木村 大和

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~趣味は人生の原動力~

初めて乗ったバイク、カワサキ バルカン。その後ドラッグスター、ビラーゴと乗り継ぎ現在の07FXSTを購入しました。中学生の頃からバイクに憧れ、バイク乗りに憧れ、現在はそんな「憧れの的」になれるような生き方を常々考えております。


一台目のバルカンを所有していた頃、某バイク雑誌を見ていると、ハーレー乗りが不運の事故により身体の自由を奪われたT氏
の記事が掲載されておりました。当時の私はその衝撃的な記事に頭の中が真っ白になってしまった事を覚えております。
「正直もう死にたい」「何もする気が無くなった」(T氏談)
そんな時、ハーレー乗りの仲間がかけた言葉は・・・「死にたいなら自分に力で死んでみろ!」普通では思いもよらない言葉。。。
しかしその一言は精一杯の励ましの言葉だったと思います。無論T氏は身体の自由が利かないため自分の命を自分の力で絶つことなど出来ない状態でした。しかし仲間達の言葉一つ一つの重みを感じていたに違いないと思います。


そんなある日、甥に「アンパンマンかいて」とせがまれたT氏は口にペンを咥え何気なく描いてみると、思いのほかうまく書けることに気づきました。
それをきっかけに革の生地に言葉を書くようになったそうです。

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当時私は大学在学中。

時間も少々のお金もある。

「会いに行こう!」と思い立ちました。

そうしてすぐさま雑誌の編集社に問い合わせをいれ、直接連絡を取ることに成功。

4泊5日の旅に出ることを決意しました。

初日は土砂降りに合い、バイクでの走行は不能となり野宿。。。
2日目からは天気も回復して順調にT氏宅に到着しました。
するとそこにはT氏をはじめご家族全員の「ようこそ」という「無形のおもてなし」があふれていました。
人の本当の気遣いや言葉で、初めて会う人間に対して感動する、させられるという経験はこの瞬間が初めてだったと思います。
そんな中、時間も忘れT氏との対談を交わさせていただき、友達観、家族観、ハーレーへの情熱などたくさんのお話を聞かせていただきました。
憧れてはいましたが遠い夢だと思っていた「ハーレー」というものを現実的に手に入れると決めた瞬間でした。

しかしすぐにハーレーなど買える訳も無く数年が経過し、大学を卒業後には必然的に車が必要になるという状況でした。

今だから言えますが車には全く興味がありませんでした。
勿論ランクルという車に種類があることすら。

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しかし漠然とした考えの中、愛車探しを始め「乗るなら黒い4WD!」というだけでたまたま立ち寄ったのがこのプラド専門店でした。
そしてここでも運命の出会いになるとは。。。


接客してくれたのは高木店長、その上、同大学の先輩。話がとんとん拍子に進み、お客さんだった私は入社を決意しました。
正直、車の知識などない私は店長の言動、行動に憧れを持っていたのは言うまでもありません。


それから色々な知識を身につけ、ハーレーを所有するために頑張り、その結果念願であった「購入」にたどり着くことが出来ました。


T氏との出会い、高木店長との出会い、そしてプラド専門店との出会いが私の夢を実現とする大きな原動力になったことは言うまでもなく、これまで出会った方々に感謝しております。


「ハーレー」という形あるものの存在で私自身、人生そのものの力になっていることと同様に、ご購入を検討していらっしゃるお客様、既にご購入いただいたお客様も、当社の作り上げた「プラド」という車が楽しい人生の一部となってもらえれば幸いです。


その為にも、どこの販売店よりも美しいプラドで、どこのプラドよりもカッコイイいい一台を作ることをお約束いたします。

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