念願の78プラド中古車の購入
これから素敵なプラドライフを送れる期待は膨れるばかりだと思います。
しかしながら、どんな車にも付きまとう「トラブル」ということも避けては通れません。
であれば、トラブル個所の先々を見据え、未然に予防という手段をとってみるもをプラドオーナーの役目ではないでしょうか?
当社で今までに経験した78プラド中古車のトラブル個所を大なり小なりピックアップし、その予防策をご提案いたします。
プラド専門店メッセでは、いい車を手にするために、ある程度の投資は必要だと考えます。
そうすることにより、より一層愛着ある78型プラドが出来上がります。
交換推奨重要部品
【1】ロングライフパッケージ10点セット
価格185,500円 (税込み204,050円)
(1)エンジンコンピューター(ECU)
(2)プライミングポンプ(フィルターセット)
(3)ガラスランチャンネル
(4)ベーシックタイプバッテリー
(5)純正マッドフラップ(泥除け)
(6)ベーシックタイプスピーカー(フロント10cm、リア16cm)
(7)ベーシックタイプフロアマット
(8)ホイールナット
(9)カーテシスイッチ
(10)ワイパーアーム(フロント左右、リア計3本)
過去販売実績のマイナートラブル率トップ10の交換必須アイテム。
プラド専門店メッセが、すべてのお客様に交換を強く推奨する最重要消耗品をお得なパッケージにしました。
10点セットにすることで、単品よりもお得な上、愛車プラドのコンディションを快適に保ち、トラブルからの不安を一掃します。
(1)エンジンコンピューターリビルト品
車輛(エンジン)の動きを総合的に制御する電子部品のことをエンジンコンピューター(ECU)と呼びます。
経年変化や熱、振動などの影響で、ECU内の電解コンデンサが破裂し基盤不良を起こします。
よって、エンジン始動不良やエンジンストップ、オートマの変速不良が主だった症状です。
このECU故障は突然症状が出る上、整備の際の点検がきかない為、予防という意味でも購入の際にリビルト品への交換をお勧めしております。(リビルト品、またはリンク品と呼ばれるものは、部品自体の主要な消耗品を新品部品に組み換え、再生した物を言います。新品同様の質でありながら、低価格で入手が可能です。)
一般販売も可能。価格はお電話にてお問い合わせください。
(2)プライミングポンプ
プライミングポンプが持つ主な役割としては、燃料タンクからインジェクションポンプまでの燃料ラインに強制的に燃料を吸い上げる装置(燃料フィルターセット)です。
78プラドの場合は、エンジン始動の際にインジェクションポンプまでの燃料の吸い込みを補助するのが目的の部品です。
プライミングポンプ異常による症状は、エンジンのかかりが悪くなる、全くかからなくなることが主だったもので、原因としては経年劣化によるエア噛み、燃料漏れなどです。
基本的に目視や動作にて点検がきかない部品なので、予防として事前交換をお勧めいたします。
(標準車と寒冷地仕様車では、部品点数が異なります)
(3)ガラスランチャンネル
各パワーウィンドウガラス 計4か所セット
各ドアのパワーウィンドで上下するガラス枠に埋め込まれているゴムモールです。
ゴムの性質上、弾力がなくなったり、硬化した場合にパワーウィンドウの動きを妨げることがあります。
特に冬場の冷間時にはゴムの弾力はさらに低くなりますので、ガラスの上げ下げすら不可能になり、最悪の場合、連結されている部分からガラスが外れてしまうことさえあります。
通年スムーズなパワーウィンドウの動きを確保するには新品への交換をお勧めします。
(4)ベーシックバッテリー
エンジン始動時や電装品の稼働に欠かせないバッテリーには当然寿命があります。
そして当社も加入推進させていただいております、ロードサービスJAF様の一般道出動要請NO1はバッテリー上がりという実態です。
当社ではリーズナブルなベーシックバッテリーをご用意しております。
冬期間のエンジン始動性や、予期せぬエンジンの始動不良などの心配を極力なくすように、新品バッテリーはいかがでしょうか?
(5)純正マッドフラップ
フロント左右 リア左右 計4枚 セット
Newペイントのボディカラー、輝くレンズ・グリル類、迫力のアルミホイールとオフロードタイヤ。
そして汚れひとつない新品のマッドフラップが装着されれば、エクステリアの完成形です。
経年変化で痛みや汚れが多くなったマッドフラップを新品に交換してみてはいかがでしょう?
(6)ベーシックタイプスピーカー
オーディオを操作すればスピーカーから音は出ますが、ボリュームを大きくするにつれ「ビリビリ」、「バリバリ」とノイズが混じっているとスピーカーの損傷です。
音の信号を受け取って空気を振動させる振動板(コーン)と、回りのフレームとをつなぐエッジが欠損して起きる78プラドのスピーカーでは定番の症状です。
新車から過去一度もスピーカーを交換されていない車両は、ぼぼ全台と言っていいほどスピーカーが寿命を迎えてしまっています。
そこで快適な車内空間に一役買う音質をリプレイスする為に、ベーシックなスピーカーをご準備いたします。
純正よりも丈夫で安価なうえ、音質は純正以上に早変わりです。
リアのスピーカー取付はトレードインとはいきませんが、メッセ専門スタッフが施工するスピーカーフレーム加工により違和感なくインストールされます。
(7)ベーシックフロアマット
車のフロアマットは、土足で乗り込む以上、内装品のどれよりも汚れがひどく痛みが多いパーツです。
プラドのフロアマットも例外ではなく、ステッチのほつれ、泥汚れにより、美しく再生させるのも困難な状態となっています。
プラド専門店ではコストパフォーマンス重視の78プラド専用フロア マットをご用意しました。
フロント運転席、助手席とセカンドシート×1枚(合計3枚セット)のセットとなり、ブラック/グレーのチェック柄でファッション性もUPします。
裏側には滑り止め、運転席側にはヒールパッド付きで、丈夫に作り上げました。
(8)ホイールナット
ホイールナットは消耗品の一つです。
使用期間の長いナットは、表面のサビや色剥げが著しく、見た目にも悪影響を及ぼします。
状態によっては、ナット内部のねじ山にもサビが進行している場合もあり、安全性にも不安が残されます。
弊社でお買い上げいただく車両のほとんどは、新品のアルミホイールにカスタムされますので、ホイールナットも新品にこだわりたい大切なパーツです。
ホイールナット 計24本
カラー メッキ、ブラック
サイズ M12x1.50 21HEX
(9)カーテシスイッチ
ドアの開け閉めにてルームランプが点灯、消灯しますが、この開閉時にルームランプを動作させているのは、ドア周りに付いているカーテシスイッチと呼ばれているスイッチです。
ドアがしまった時に物理的にスイッチを押す構造になっており、そこでスイッチのオンオフの切り替えがなされ、室内灯も付いたり消えたりする仕組みとなっています。
しかし新車から1度も交換されていないプラドのスイッチは、内部の接点のクリアランスが広がってしまっており、接触不良を起こしているものがほとんどです。
よって各ドアの4か所を新品のスイッチに交換することでストレスのない点灯、消灯が蘇ります。
(10)ワイパーアーム
フロント左右 リア 計3本
長い間、外気候にさらされたワイパーアームは、色が剥げかけてきてしまっていたり、錆が出てしまっていたりとせっかくのカスタムプラドを台無しにしてしまいます。
そこで細かな気遣いではありますが、ワイパーアームごと1台分交換してみてはいかがでしょう。
反射率の少ない新品純正ワイパーアームは、輝きあるボディーカラーのアクセントにも一役買ってくれることでしょう。
【2】噴射ポンプ交換サポート
価格145,000円 (税込み)
噴射ポンプとはエンジンの燃焼室に燃料を高圧で送り込む部品で、ディーゼルエンジンには必要不可欠な部品となります。
そのため非常に精密な構造になっており、故障した際には高額な修理代になる部品でもあります。
噴射ポンプの故障の症状(エンジンに正確な量の燃料が送り込めない、または噴射停止状態)
・ポンプ自体から燃料漏れ
・白煙、黒煙、アイドリングや加速の異常
・何の前触れもなくエンジンがかからなくなる不動の状況
・走行中に突然エンジンが停止してしまう状況
車の始動、走行に関わる最重要部品である噴射ポンプですが、経年劣化への対処は交換しかありません。
その上、燃料が漏れている以外は点検が効かない部品ですのでいつ故障するか予想がつかない部品でもあります。
弊社では納車後のトラブルをできる限り少なくすることと、安心安全に走行いただく為に噴射ポンプ交換サポートを実施しております。このサポートは、弊社で78プラドを購入いただく全てのお客様にご提案させていただいております。
噴射ポンプの一般的な平均修理費用は①195,000円となりますので、そのうちの②50,000円を弊社がサポート(負担)させていただきます。
195,000円-②50,000円=③145,000円(交換代金)
※弊社で通常にプラドを購入し、整備、納車した車両に限り対象となります。
※噴射ポンプ交換サポートの施工が無い場合、保証期間内で万が一の故障時の保証金額は②50,000円の対応になることをご理解ください。
=ロングライフパッケージ10点セットと併用でのご利用をお勧めいたします。=
【3】スピードメーターケーブル
価格14,000円 (税込み15,400円)取付工賃含む
一度も交換されていないメーターケーブルの場合は、車速が上がる際にスピードメーターの針が振れながら上昇する場合があります。
この原因はスピードメーターのケーブルの劣化が原因です。
よってメーターケーブルを交換することにより1KZエンジンのレスポンス良い加速同様に、メーターの針もスムーズな動きが蘇ります。
【4】パワーロッキングハブ→マニュアルハブ換装
54,000円(税込み59,400円)
64,000円(税込み70,400円)
4WD、2WD切り替えシステム
78プラドの4WD機能の異常として、メーター内の「HUB LOCK」、「4H」が点滅する事象があります。
原因はハブロックが正常に作動していない、すなわち4WDに切り替わらない症状です。
78プラドは電子式4WDシステムですが反面ウィークポイントの一つでもあります。
フロントハブ内の「電子ブラシ」が摩耗などして電気接点の不具合からパワーロッキングハブの中のモーターが動かせなくなり、4WDに入らなくなります。
そこで当社では電気接点を必要としない「マニュアルハブ」への換装をお勧めいたします。
4WDと2WDの切り替えには車外に出てダイアルを回す必要がありますが、電気接点なども含め故障のリスクは格段に低くなることとパワーロッキングハブの修理は、かなり高額になってしまうことからコストの面でも優位なアフターパーツだと言えます。
【5】バックドア ヒンジ
価格27,000円 (税込み29,700円)取付工賃含む
左バックドア×2 右バックドア×2
合計4ヶ所交換
長年の使用でバックドアのヒンジの軸が痩せてしまい、スムーズな開閉ができなくなってしまっている個体がほとんどです。
観音開きという負担がかかる建付けであることと、特に右バックドアは背面タイヤの重さも含めると30㎏超の負担がかかっており、ドアを持ち上げながら閉めないとしっかりロックがかからない状態の個体もあるほどです。
よって全塗装のタイミングで新品に交換することで仕上がりも自然になり開閉もスムーズなバックドアに生まれ変わります。
【6】ワイパーリンク
価格11,500円 (税込み12,650円)取付工賃含む
ワイパーリンクとは、ワイパーアームを往復運動させるリンク機構のパーツとなります。
78プラドのワイパーリンクは、長年の使用や積雪の重みにより、リンクの支点にガタが発生している個体がほとんどです。
症状としてはワイパーの停止時にもガタつきが発生し、作動中は停止位置や拭き上げの位置が定まらなくなってしまい雨天時の運転に悪影響を及ぼします。
よってスムーズなワイパーの動作で安全な視界を確保するために新品への交換をお勧めしております。
【7】純正プロテクター付ブランクキー
価格 3,000円 (税込み3,300円)
78プラドの内装パーツで以外に損傷が多いのが「キー」です。
車を始動させる為に使用する最たるパーツですので、キーの溝がすり減ってしまったり、樹脂の部分が折れてしまったりと経年劣化が著しいパーツです。
キーの溝がすり減ってくるとエンジンを始動させようとしてもうまく回せなかったり、エンジン始動中でもキーが抜けてしまうなどの症状が発生してしまいます。
(本来エンジン始動時はキーが抜けることはありません)
それと樹脂部(プロテクター)が折れてしまい、キーホルダーなどに繋げないなど紛失の危険性も考えられるのでぜひとも対策していただきたいパーツです。
(※ブランクキーを作製する場合、防犯上の観点から代理人等の身分証明が明確にできる書類提示のもとメーカーに発注しております。)
自分でできる異音での状態判断
毎日の簡単セルフチェックで見逃してはいけない「異音」を察知し、難病を事前に予防しましょう。
エンジン始動時
「カチンカチン!」
エンジンルームからの異音
スターター(セルモーター)の異常で、内部のピ二オンギアがスライドせず、ギアがかみ合わない症状。よってエンジンがかからない症状。
「ヒューン!」
「ヒューン」(クランキング後) エンジンルームからの異音
上記の症状の逆で、かみ合ったピ二オンギアが戻らず、リングギアとかみ合ったままの症状。
エンジンが停まらないケースもある。
アイドリング時
「ゴロゴロゴロ」
エンジンルームからの異音
ファンベルト、エアコンベルト等のプーリーの異常、もしくはベルト自体が緩んでいる可能性が高い。
「ギャー!」
エンジンルームからの異音
エアコンベルト自体の緩み、エアコンコンプレッサー、マグネットクラッチの故障が考えられる。
「ブォー!」
助手席足元からの異音
エアコンの風量を調節するブロアーモーターの故障、不具合。
5速MT車 クラッチ・シフト操作時
「ガコガコ!」
エンジンルーム下部からの異音
クラッチのディスクの消耗、フライホイールのベアリングの摩耗が考えられ、特に1速をつないだ発進時に異音とジャダーが発生する。
アクセルON加速時
「シューン!」
エンジンルームからの異音
大きな音の場合はタービンからの異音、タービンのブレードの破損、ベアリングの不良などが考えられる。
走行中
「コトコト」
足回りからの異音
サスペンションのショック抜けやブッシュ類の摩耗、取付の緩みなど可能性あり。
ラテラルロッド、タイロッド、スタビライザーのガタも考えられる。
「ゴー!」
下回り、駆動系からの異音
トランスファー、ミッション、デフ内部の異常。スピードによって増幅する場合がある。
「カリカリ」
メーター内部からの異音、
メーターワイヤーの劣化が主な原因だが、メーター自体の可能性もある。
ブレーキング中
「キー!」
ブレーキ周りからの異音
ブレーキ鳴き ブレーキパッドの消耗やローターとの接着不良。キャリパー内部のピストン固着、サイドブレーキワイヤーの固着等。
「ウオンウオン!」
フロント足回りからの異音
ブレーキローターのゆがみや消耗の可能性あり。
ステアリング操作時
「ウォーン!」
エンジンルームからの異音
パワステポンプの故障、パワステオイルの漏れによる減少の可能性。