全国のプラドファンの皆様こんばんわ!

本日は前回に引き続き4DWについてのお話です。

前回の記事はこちら↓↓

大寒波到来!そんな時頼りになるのが4WD♪

前回はフルタイム4WDで脱輪した際、センターデフがそのままだと車両が動かなくなる可能性があるという所までお話をしました。

そういった際はどうしたらいいのか…

それはずばりセンターデフロックです!!

その名の通りセンターデフをロックすることをいうのですが、ではロックした場合具体的どうなるのか。

前回の記事で書いた通りデフロックがオフの状態だと、空回りしているタイヤにすべてのトルクが集中して、他の3本にはトルクが伝わりません。

しかしデフロックを行うと均等にタイヤへトルクが伝わり、スタック等から抜けやすくなるという訳です。

↓に参考画像を載せておきました。

ではこのデフロック、一体どうやって行うかというとこちら↓のトランスファーレバーで行います。

こちらを見ると、H、N、HL、LLと書いてありますよね?

ではそれぞれどういった意味なのか説明していきます。

H(ハイレンジ)
一般的な4WDです。
通常走行する際にはこの位置に入れておきます。

N(ニュートラル)
その名の通りニュートラルに入ります。
ここに入れると動力が伝わらなくなり、シフトレバーをどの位置に入れても動かなくなります。

HL(ハイレンジ・センターデフロック)
デフロックされます。
荒れ地等を走る際に使用します。

LL(ローレンジ・センターデフロック)
デフロックされ、スタックした時などよりトルクが必要な際に使用します。

こうして状況によって使い分けていくものなんですね!

ところでこちらのトランスファーレバー。

デフロックを行う際に使用すると言いましたが、何もそれだけに使う訳ではもちろんありません。

78プラドにも付いています!

こちらが78プラドのトランスファーレバー。

使い方はこんな感じです。

ちなみにこちらの78プラドのトランスファーレバー。

長期間使用しないと、固着して動かなくなります。

ですので月に一度くらいは4WDに入れてレバー操作を行う事をお勧めします!

 

では最後に前回の記事で触れた、78プラドで4WDに入ったかどうか、95プラドのデフロックが正常に作動しているかどうかの確認方法をお教えします♪

まずは広場など周りに何もない場所で停車して下さい。

そして78であればHUB ROCKボタン、4WDボタンをオン!95であればトランスファーレバーをHLへ!

次にハンドルを左右どちらかに全開に切ってください。

そしてシフトレバーはドライブへ。

4WDに入っていればタイトコーナーブレーキング現象で抵抗感があり中々前に進みません。

逆に抵抗無くすんなり進むようであればまだ4WDに入っていないと思われます。

入っていなくてもそのまま動かせば「ガチャコンッ」というような音がして4WDへ切り替わります。

95の場合も同様でデフロックが正常に作動していれば抵抗があります。

ですが動かしてもそのような音がせずに抵抗感もなく進むようでは4WD、デフロックが故障している可能性があります。

そういった場合には、お近くの整備工場などへご相談を!

 

二回に渡って4WDについて書いてきましたがいかがでしたか?

やはり2WDに比べて頼りになる存在ですよね。

ですが、一つだけご注意を!!

頼りになる4WDですが、それがあればスタッドレスは必要無いということはありません。

走行中は良くても、止まる際にはタイヤの性能が物を言います!

その点だけはご注意を♪

ということで本日はこの辺で。